あれもこれも

バンドを組んでいます

惡の華

昨日は寝る前にaikoスピッツサニーデイ・サービスとか流しながら小説の下巻を読み終えて気持ちよく就寝した。

次の日はバイトが夕方だけだったので、起きて惡の華を読み始めた。
が、展開がとても早く切り替わっていく、これはテンポよく早くスイスイ読めていいなぁと思っていたけれど、テンポよくどんどん悪い方向へ物語は進んでいく、負の連鎖が怒濤に続く、読んでいる僕も負の連鎖を受け取ってしまい、昼御飯も食べずに読み進めたった今、全巻読み終えた。とりあえず納得のいく終わりかただったのでもやもやはなくなったが、あれを少しずつ読んでいると読み終わるまで引きずるだろう、そんなことにはなりたくないと必死に読み進めた。

漫画は読むと馬鹿になると昔は言われていたらしいが、今はそんな娯楽といえない作品も多くあるのだなと実感した、と同時に漫画でここまで心が揺さぶられる自分もすごいと思うし、まだそういうもので気分が変わるような感受性を持っていた自分でよかったと前向きに惡の華から受け取った。

まだ映画みても、音楽聴いてもなんもわからねーなんも感じねーみたいな自分ではないんだなと、しっかり咀嚼して飲み込むことが出来たことにとてもうれしい気持ちです。

でも飲み込んでしまった以上善くも悪くも余韻は残るもの。

この余韻をアルコールで今夜中に消毒しようと思う。

アルコールによって気分は今より上がるかもしれないし下がるかもしれない。
とりあえずどっちにしてもよいので今はこの気分から離れたい。
お酒しか思い付かない。付き合って下さい。